FUN!ture

Kobe / 2024

多様な行為を誘発する居場所

総合レクレーション施設に併設しているという立地特性を活かし、休憩スポットに求められる「憩う」「くつろぐ」「交流する」という行為だけではなく、能動的に身体を動かしたり、友達や家族同士で写真を撮って楽しめるような仕掛けのあるベンチ『FUN!ture』を設置しました。

港から見た六甲山の稜線連なりをイメージし、計画地南側のメイン動線に対して開くような形状とすることで視認性を確保しつつ立ち寄りやすくなるような配置計画としています。

また、多様な行為を誘発する居場所のための仕掛けとして、サインや立体ピクトグラムを随所に設置しました。ピクトグラムと同じ行為を促す仕掛けなどを散りばめており、利用者の方々に利用してもらうことで完成するデザインです。利用されている光景はSNSなどで発信したり、誰かに伝えたくなる居場所となります。モニュメントとしてのベンチではなく、様々な行為が生まれることで思わずカメラを向けたくなるようなサインデザインを神戸を拠点に活動するデザイナーとともに考案しました。

information

所在地神戸市
用途屋外ベンチ
計画面積692.00㎡
設計監理今津修平+矢野直子+織田楓花
設計協力学生有志
施工あかい工房
サインデザイン細川夏樹+林加津葉
サイン施工C.RAFT
竣工2024年3月
写真Harry

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