里山と都市を結ぶライフスタイル提案型施設
コロナ禍で増加したテレワークやワーケーション、多拠点生活という新たなライフスタイルは、新型コロナが収束に向かうと同時に減少しました。また、同じくキャンプやグランピングといったアウトドアレジャー産業も同じタイミングと理由で利用者数が減少しています。これらは従来のライフスタイルへの回帰、すなわち都市への回帰と捉えることができると考えます。
一方で、多様な生物との共生や、里山の有機的な循環経済を改めて見直す契機になりました。
本プロジェクトは都市部と里山にそれぞれ拠点をもつ事業者が、主に都市部に住んでいる人々へ向け、宿泊やワークショップを通して新たなはたらき方や暮らし方を発見してもらうきっかけづくりです。
information
所在地 | 丹波篠山市 |
用途 | コワーキングスペース |
延床面積 | 384.00㎡ |
企画運営 | 大谷開発 |
設計監理 | 今津修平+川上真誠+矢野直子 |
施工 | あかい工房 |
竣工 | 2024年2月 |
写真 | 今津修平 |
受賞 | 2024年 地域材利活用建築デザインコンテストin兵庫 最優秀賞 |