畑と食卓をつなぐ街中のベーカリー
三宮の中心部にほど近い裏路地にあるベーカリー。パンの原材料やその製造・流通過程にこだわるだけではなく、”畑と食卓をつなぐ”ということを、自社で圃場を運営管理し”つくる”ことで体現されています。
それらを育まれている景色を、訪れた方に少しでも思い浮かべていただけるような街中にあるベーカリーを目指しました。また、主役であるパンが引き立つ背景としての店内空間であるということを意識し、様々な構成要素や素材のトーンを集約させています。中央のパン什器は杉を中心とした地域産材で構成されており、シンボルツリーはMuFFで所有する北区の山林で倒木したコナラをアップサイクルしています。






information
所在地 | 神戸市中央区 |
用途 | ベーカリー |
延床面積 | 52.38㎡ |
マーケティング戦略 | Harry |
設計監理 | 今津修平+織田楓花+矢野直子 |
木材コーディネート | 山崎正夫/SHAREWOODS |
什器製作 | 佐々木拓也/NaLgreen |
パンシェード | YUKIKO MORITA |
サイン製作 | C.RAFT |
竣工 | 2025年3月 |
写真 | Harry |