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■造成⊃住宅
新しい都市デザインの手がかりとしての、基盤を提案する。
住宅にも公園にもなりうる可能性を秘めた、立体的なランドスケープとしての空間には、ヒエラルキーも境界も存在しない。
造成の持つ力強さと、物理的距離の喪失が進むネットワーク空間を融合する事でサスティナビリティの融合を目指した。

■起伏×身体
「ドックヤードの様に掘り込まれた場所」「マウンド状に盛り上げられた場所」という単純な二つの操作により、空間の補助線を導き出している。
前提条件の変更により、永遠にシミュレーション可能な操作は様々な傾斜を生み、今までにない、21世紀の新しい身体性を確保していく。

■地下∞空間
地上部分を開放し、地下部分を親密な空間にする。
地下の(無方向性)、(迷路性)は、空間の持つ(非中心性)の強度を高め、全体を持たない空間作りには適している。
また、課題の多い地下空間を積極的に使っていく事はこれからの技術の発達を促進する。

■木漏れ日+暗がり
造成空間に、起伏に対応した穴の開いた人工地盤を浮かせ空間に補強を入れる。
街並みに開かれた光と影のドラマティックな空間は、雑木林の中の様な非均質な空間を作り出し、アクティビティを誘発する仕掛けを生成していく。
人々は、その中を移動し、滞留する事で、街並みに溶け込んでいく。

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建築面積 :124.23㎡
延床面積 :124.23㎡
主体構造 :鉄骨造
主要仕上 :屋根・鋼製プレートのセラミック系断熱塗装
主要仕上 :床・地盤面薬注のうえGFM+モルタル