川西市内の郊外に建つ住宅のリノベーション。間仕切りの多い既存プランをより自由度を高めるために既存の構造を整理し、ワンルームの中に居場所を点在させるプランへと更新しました。
また1階玄関から入って正面突き当たりの部屋をガラス張りとし、玄関から奥に向かって光と風の通り道を作りました。

2階もリビングとキッチンとを雁行する形でつなぐワンルームとし、小屋裏階にはクライミングネットを設置するなど、上下方向・水平方向共にコミュニケーションがうまれる空間を目指しました。
クライアント自ら制作したステンドグラスが書斎の小窓やミニキッチンの衝立に使われ、より愛着の沸く居住空間として使われ続けていくことを期待しています。

所在地 :川西市
用途  :専用住宅リノベーション
延床面積:84.4㎡
設計監理:今津修平+矢野直子
施工  :森川工務店
竣工  :2024年2月
写真  :高橋海 | mapo.